ぼんやりとした陽も覗いてきました。
しかしまだ風は冷たいものです。
非常な空腹感を抱えていました。
炭水化物など、胃腸壁が悲鳴を上げるくらい、かっ込んでみたく思っていました。
そうなるといつもの飽食プランとしては「バーグ」戸部店しかないでしょう。
長く歩く間、信号という信号すべてが目の前で赤に変わります。
それは面白いように、まるで図ったかのようです。
決して交通量の多いわけではない裏道に入るも、強力な磁石のように、さまよえるものを呼び込んでしまうかのように、脇道というわき道からわが道に合流し、目の前をさえぎる歩行者や自転車。
後ろから私をツツーッと追い抜いたタクシーは
まさに眼前に停まると、左側の扉を大きく開いておばあさんを降ろします。
しばし通行不能になりました。
わが歩みを阻止しようとする目に見えない何かが働いているのでしょうか。
これは経験上、何かよからぬことが待ち構えている前兆です。
私、バリバリの無神論者ではありますが、
この世の万物を司る予定調和のようなものが厳然としてあると思っています。
時に人は信じられないような僥倖や
反対に身を震わすばかりの不幸に遭遇し、
それを引き起こすものの超人性に恐れ慄きつつ
身近にあがめるものとして擬人化して、それを神と呼んだのです。
「運がいいとか悪いとか、人は時々口にするけど、そういうことって確かにあると、あなたを見ててそう思う」(コピーライト・バイさだ)
確かに厳然として存在する物事の流れ、潮流のようなものがあります。
それは人民が北京の街中を自転車で通行するように、あたかもすべてをなぎ倒すかのように
席巻してゆきます。
今日の私は、明らかにこの流れに抗っているようです。
今日のバーグ不思議な静けさがありました。
厳密に言えば中国系の店員さんの甲高い声や、店の中に雑然と漂う、ガテン系の方々の哄笑などが渦巻いていたのですが、テーブル席も、カウンターも少しばかり’空き’がありちょっと
不思議な感覚がありました。(雨、そして寒さ、ただ単にそれが原因でしょうが)
今週のお勧め
チキンカツマスタード風味。
「マスタード」という語感に違和感を覚えましたので、
ナマ、大盛りにしました。
今日何より感じ入った点。
トッピングの豚の少し甘いタレとこんがりした焼き加減が絶妙でした。
ルーはちょっと少な目の感がありました。やはり先日の弥生町店のコクよりも劣るように思われます。
戸部店が誇るところ、それはやはり盛の豪快さです。
皿、前方右側に少しばかりの余白がありますが、
しかしこの盛・・・標高があります。
今日は大盛りでもいける。と思ったのですが、満腹で満足を感じる。
その域をわずかにオーバーしてしまいました。
神が幾多の仕掛けを用意して私を阻んだ訳。
それはなんとも俗っぽいものでした。
食いすぎで、私のナマッチョロイ胃や腸は悲鳴を上げ、
今日の午後はかなり長く苦しみました。
TOTOと馴れ親しみました。
バーグ戸部店
横浜市西区戸部町(七)国道一号線から戸部通りを南に入りすぐ右側。
定休日:日曜
バーグ杉田本店
バーグ弥生町店
バーグ戸部店前回の実食記録

