DHAをむさぼりたい、
何も遠くまで走っていかなくても
冷凍もののメバチ鮪などはいくらでも味わうことはできます。
しかしはしる事にひとつの理由付けを行う為、
神奈川県の一大集積地である三崎に赴き、それを食らうのは意味あることです。
目指す店はたびたびテレビでも紹介されたところです。
かなり以前、マスコミ露出前から気になっていたところですが、
ようやく行こうという気持ちになりました。
ご飯も大盛りにしたりなんかして、鮪なかおち丼をかっ込んでこようと目論見ました。
走りのコンセプトは
今日は絶対「ガンバラナイ」
車にあおられようと、ロードが行く手をふさごうとも、
がむしゃらにクランクをまわすことはしません。
昨日の筋トレで久しぶりにハムストリングスに刺激を与えた結果、
ちょっと攣りぎみの感があります。
筋疲労は少しも癒えていません。
物理的にオニ漕ぎできないのです。
たどり着いたのは「ぢんげる」という店です。
気合が入りすぎていたのか11時の開店よりかなり早くついてしまいました。
店先で並んでいるのも馬鹿らしいので、周囲を少し流してみました。
開店少し前に店にたどり着いてみると、3組ほど並んでいました。
運悪くそのうちの一組が一家総出、一族郎党引き連れてきたようで、赤子も含めて7,8名の団体でした。
開店し中にはいる折、店のおばちゃんは念を押してきました。
「なかおちはないかもしれませんよ・・・」〜(著者注:ママ)
一日限定10食「なかおち丼」630円こそがこの店の真価だとの情報を得ていました。
初めてですので、それを体験してから次のステップにいくのが本筋でしょう。
なかおち丼を食わずしてこの店デビューとはいいがたいのでしょう。
もとより店内は4名がけテーブル席4卓と座敷席2つ。
自転車に乗りふらっと立ち寄った、独り者を受け入れる雰囲気ではありません。
いろいろなところへ訪れていると、「縁のない場所」というのは不思議とできてくるものです。
ここもそのようなものでしょう。
花粉も多量に飛び、風も強く吹く気候の中、
決してのんびり、まったりとポタリングを楽しむという感じではありませんでした。
食ってすぐきびすを返し、家に向かおうと思っていました。
いつしか食うだけが目的の行程に変わっていました。
ただ、食えないとなると予定はまったくかわってきます。
さて・・・どこへいこうものか、しばし思案します。
横浜市街地では濃密に飛散していた花粉に、かなり苦しめられましたが、
三浦半島へ到ると目や鼻への刺激が一気に和らいでくるのが感じらます。
軽く流すうち気持ちも次第に軽くなり、知らず知らず気合がはいってしまっていたわが身を振り返りました。
”今日のコンセプト「ガンバラナイ」”などと言っていて、
結局わき目もふらず、ここまでこいで来てしまいました。
少しばかり安くマグロを食いたいからといって、目の端を吊り上げて只管クランクをまわし、
逆走のママチャリに行く手を阻まれ、路面の悪さや、違法駐車の群れに苛立ち、とげとげしい気持ちを抱えていたわが身を恥ずる気持ちになりました。
「休日にのんびりと走れれば、それだけでいいではないか。
ほかに何も必要ではない。」
食えなかったことにより、ひとつの熱狂からさめたようになり、達観に一歩近づく事になりました。
そんな風に思えば風景を堪能する気持ちも芽生えてきます。
南西へ海へと降りて行きましたが、素晴らしいコースでした。
なんか、食うことに執着しているのも馬鹿らしくなってきました。
とはいっても食わねばこれから家へと向かう長い道のりを乗り切れません。
三浦海岸近辺よりも横須賀までいったほうが、うまいものにありつける確率は高いということはわかっていましたが、あまりの空腹に耐えられず野比駅近辺の寿司屋にて昼食を摂りました。
こちら三品丼900円です。
ネタ〜”本”マグロ、カンパチ、イカでした。
このカンパチが特に良かったです。
変に脂にまみれていない適度なさっぱり感があります。
一切れの大きさは非常に満足度高いです。
帰りは南岸のルートを取らず、
環状4号からいたち川沿いを進み、大船にいたり帰ってきました。
今日の走り
平均速度:19.4Km/h
最高速度:39.0Km/h
走行距離:96.01Km
走行時間:4時間57分41秒
うまさ :マグロとカンパチに救われました。




味に加え量でも見たされない想いを抱えながら、仕方なくそのままモールを関内方面に向かいました。