陽光を感じられるうちに、享受せよ。
イノチミジカシ、コイセヨオトメ。
食うためにはしる。
今日も行きました。
今朝ベランダに出、外気に触れるとさほど冷たくはありません。しかし北東からの風がかなり強く吹き荒れています。
こんなときは先に風に向かって進路をとり、帰路で追い風の恩恵を受け、とばしてくるのが理想です。Against the wind by Bhob〜男は逆境を克服するほど鍛えられるのです。
我が家から北東方面、横浜のある地点にて食う。
選択肢は多々ありますが、今日は「横浜家系」にしました。
今日のコンセプト「面白みのない国道沿いはひたすらトバセ」です。
東海道線沿いを進みます。
途中の難所が大船駅近辺です。
どぶ川左岸から駅近辺にいたると、いつの間にかチャチなロータリーに侵入してしまい
一通を逆行することを余儀なくされます。
タクシーやら無謀な横断をする歩行者やら、かなり殺伐とした状況が広がっています。
駅を経過しても、最短距離をとって、国道沿いを進むなら、
笠間十字路とか鎌倉女子大前交差点とか、栄警察署近辺とか、
通行する人間に不快感を抱かせずにはおかない仕掛けがいくつも用意されています。
そんないやな流れから迂回し、タツノという会社の近辺からいたち川沿いに入ります。
あれほど強かった北風がここに入った瞬間やんでしまったようです。
それほどのどかな空間が広がっています。
5分咲きの梅の木がありました。
この短い至福のときも程なく終わりをつげ、
喧騒渦巻く鎌倉街道にぶち当たります。
あとはひたすら目的地を目指します。
途中岳家、とかとんとん、鶏がら亭、慣れ親しみ、あるいはかつて訪れたことのあるラーメン屋をパスしていきます。
環状2号線を左折し理不尽なまでの幾多の起伏を乗り越えると
目的地の環2家に着きます。
横浜家系の元祖吉村家直系とうたわれています。
中盛麺固めでオーダーしました。
12人ほど表で待っていたのですが、ちょうど巡りあわせがよかったようで、10分ほど待ち
8人ほどが同時に中に招かれました。
厨房を見ると、どうやら10杯を一気に作っているようです。
麺あげの様子を見ていましたが、それは壮絶なものでした。
各杯ごと、麺をすくい平ザルで湯きりをする際
ばらばらと大量の麺がザルをこぼれ床へとおちていきます。。
少し背伸びして厨房内底部を見ると、麺ゆでの釜付近から奥の排水溝まで
撒かれた麺がびっしりと床を被っています。
入念に何度も湯きりをし、たまたま手元が狂ったという様ではないのです。
湯きりは各杯毎2,3回ぐらい、決して効果的に’切れて’いるわけではなく
ゆで汁を含んだまま引きずっているものがほとんどです。
「こりゃーだめだ」とおもいました。
この雑な仕事、一杯のラーメンの味に及ぼす影響も大きいでしょうが、
ひとつの料理として、一品を作るという姿勢ではありません。
ラーメンはこんなものです。
スープは家系でも醤油の効いたもの、脂も多めです。
麺は酒井製麺の少々短めの平らなもの。
かためでたのみましたが、期待したほどかためではありません
その他スモークしたチャーシューと海苔が3枚、ほうれん草です。
端的に言うと吉村家のあの感じです。
スープはしょっぱさが先にたち、コクがあまり感じられません。
麺を口に含みすする段には、スープの味がかすかなものになり、何かはぐらかされたような感じを受けます。あの製作過程を見るに、しょうがないかなとも思います。湯きりの甘さは致命的です。
私の中での家系のお気に入りは月並みですが「寿々喜家」と「岳家」です。
今日あえてその2点をはずしここに来たのは
同じ吉村家直系「まつり家」との比較をするという目論見もありました。
その感想ですが、味はまつり家のほうがわずにコクで勝ります。
量は環2家が圧倒的に多いです。この中盛、かなり量がありました。
横浜家系と一口に言いますが
今日の吉村家系と壱六家、そして寿々喜家のものでは
かなり系統が違うと思います。
スープのだし感や麺との一体感をもとめるならば、やはり寿々喜家
あくまでとんこつのコクを求めるなら、岳家。
この選択はゆるぎないと改めて感じました。
さて帰路は国道一号線をひたすら西進します。
日本のどの都市にもある殺風景な、魅力に乏しいところです。
途中T駅周辺(路駐の嵐、ウマシカの巣窟)など、通らねばならぬイヤな場所があるのですが、風に背中を押されつつ、かなりのスピードで通過しました。
今日のはしり。
コース:辻堂〜大船〜下永谷〜戸塚〜辻堂
機 種:フラットバー・ロード
距 離:すこし・・・30キロくらい
速 度:60キロ出ていた時もあり
うまさ:こんなもんか?
環2家
横浜市港南区下永谷3−3−21
水休(祝の場合翌日)/11:00〜01:00
駐車場5台分あり、しかし皆路駐。


