2004年11月30日

NEET

学校にも通わず、職も得ず
そんな人間たちをNeetと称するようです。

先日東京12チャンネル系列で放映されていた、
Neetに関する情報番組を見て思うところがありました。

番組では、わが国資本主義の真っ只中にあり、
労働力の根幹である、30〜50才くらいの人々に対して、
彼らNeetの姿勢についてどう思うか、インタビューがなされていました。
「もってのほか」「甘えている」
そんな論調が大部分を占めました。まあ半ば予想されたことです。

20台若者にも等しくインタビューの対象は向けられていました。
同情的な意見が多数を占める中、特異な発言もありました。
いわく、「働かない権利もある。」
またはじまった・・・
何かと権利を持ち出す輩が、ここにも生息していました。
私も長く働かないという状態を享受したことがありましたが、
職を得ない事を当然の権利として主張するほど、いまだ先進的になりきれてはいません。

私は全く別の観点で、Neet諸君には同情の目を向けています。

番組の分析によると、Neet増加の要因は、
◆新卒として採用される社員の需要が減っている。
◆それよりもパートタイムや、中途採用が増えている。
そんなことをあげていました。
別の番組では、ゆとりを重視した現代の教育制度や、
友達のように接する親のしつけ方などが、
子供の独立の機会を奪っているという風に解説しているものもありました。

Neet本人に直接「就職しない理由は」と問いただすと、
やりたい職が見つからない、自分のやりたいことが定まらない、
どの職業にたいしても、一生続けていけるかと自問するとそう思えない。
などの回答が帰ってきました。

古くは、洋の東西を問わず、職はやってくるものでした。
食うための必然としてする活動のひとつです。
逆に言えば、食えれば額に汗する必要もなかったのです。
そんなに複雑ではない社会においては、人間の携わる活動の種類もそれほど多いものではなく、
年齢を重ねるにしたがって、社会に組み込まれるうちにおのずと各人の役割は決まり、
それが生業になっていったもののようです。

現実にたち返り、高度に進み逼塞しているこの国の資本主義社会を思います。
職業選択の自由は広がったとは言うけれど、
さてその仕事自体にどれほどの個人裁量権や、創造性があるのか。、
機械の一部品のごとく細分化された多くの仕事に
魅力を感じることができない。これは仕方のないことかもしれません。

また、今の日本企業の経済活動を見廻すとどうでしょうか。
資本主義構造の金庫番たるべく銀行そのもが経営破たんを起こし・・・
財閥系の名門M自動車は、欠陥車を量産し、それを無理やり隠し・・・
2大化粧品メーカーの片割れ、Kは粉飾決済をし、経済再建機構の厄介になり・・・
大規模土地活用のSグループのインサイダー取引まがいの所業や、
その野球でのライバルである流通業界の雄、Dの無様な凋落・・・
そんな中IT勝ち組?であるR天は臆面もなく利ざやを稼いでいます。
新卒者に希望を持って、会社勤めをせよというのも無理があります。
もう右を向いても左を見ても企業に道徳や、倫理などを求めるのは、叶わなくなっているようです。
そういった鬱屈とした流れが、今後社会を背負っていく若年層の就労意思に、ボディーブローのように、少しずつではあるが確実にダメージを与え続けてきたのです。

資本主義発展の幻想。そんなもののうそ臭さを、若年層はとうの昔に感じ取り、企業を見限ってきたのだといえましょう。
しかしどこかの企業に身をおかなければ、現代では職を得ることもままなりません。
こんな大きな矛盾が存在するところに、Neetが発生し、増加する要因があったのではないでしょうか。
posted by renn at 23:31| Comment(1) | TrackBack(1) | 時事、ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月26日

カレーの店バーグその2

昼時、今日はちょっと出遅れました。
どうも麺類を食したい欲求があったので、
確実にインパクトを得られるであろう、
二郎@関内を目指します。
しかし16号線に出ると遠目にもわかる長い行列。
オフィスから結構遠くまで出張って来ており
列に加わるならば、昼休みの間にはもどることはできそうにありません。
そこで代案を考えました。
二郎のボリュームとインパクトという観点から、
太刀打ちできるのは、近辺ではカレーの店バーグ、弥生町店しかないでしょう。
総じてバーグはどこの店舗でも、座ってすぐに、オーダーした瞬間に、なるべく早く料理をサーブするという、哲学があるようです。
今日のように時間に余裕のないとき、非常にありがたい店の姿勢でもあるのです。
どの店舗でも週替わりのおすすめなるものがあります。
某巨大掲示板での事前情報により、メンチカツのせカレーとの情報を得ており、
店で何の確認もしないまま、「おすすめ」と声高らかにオーダーしていました。
でてきたものは、こんなやつでした。

バーグ

通常のバーグのカレーにキャベツと、味噌汁がつき、
そして、その週独自のトッピングメニューがあるわけなのです。
写真では見づらいのですが、肉の切り身にマヨネーズをちらしています。
肉自体かなりレアな焼き加減で、
少し赤みがかっています。
昼にたんぱく質を多量に摂取できることは、非常にありがたいことです。
しかしこの肉は何者なのでしょうか?
牛であると考えるのが一般的でしょうが、(豚や鶏ではない。ましてや羊ではけっしてない)ありきたりな部位ではないような気がします。
こんなことでアアでもない、コウでもないといっておりますが、
店頭に今日のおすすめとしてショウケースに入って展示されており、
トッピングもちゃんと明記されています。
店に入る折にはメンチカツのせだろうという頭があり、ショウケースにはいちべつもせず、帰りには満腹し、大変満足し、満たされてほんわかと半ば朦朧となっている状態のまま、戻るべく歩みを始めてしまったので、結局今日のおすすめ、それは何のトッピングだったのか解らないままなのです。

ところで、カレーの店バーグ。
杉田本店、戸部支店、そしてここ弥生町店。
横浜に3店舗あるのですが、基本のカレールーのうまさで比較すると、
ここ弥生町店がトップであるように思われます。
よくバーグのカレーはカロリー過多で太るといわれますが、
杉田、戸部店においては、そんなに実感することもありませんでした。
しかし弥生町店においては、ルーの濃厚さに飛びぬけたものがあり、
また、小麦粉の使用量も多いのでしょう、同じくらいの量を摂取しても、満腹感に明らかな違いがあります。
またフレイバー(口に含んだかおり)にも少しの違いがあります。
今日は上質なハヤシライスにも似た深みが感じられました。
今日のおすすめは850円でした。
値段的にはそんなに安いものではないでしょうが
満腹感とともに、満たされた感じをいつも味わうことができ、
私は定期的に、各店舗へ通っております。

ハンバーグとカレーの店バーグ弥生町店
横浜市中区弥生町2丁目18−1−102 
最寄駅 横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者町駅
11:00-21:30
定休日:月曜

カレーの店バーグ杉田店新装開店の記事
弥生町店訪問記2
最新戸部店訪問記

2004年11月25日

日銀前橋支店

昨日発覚した日銀職員による、
ゾロ目などの希少価値のある新紙幣のすり替え事件。
明らかに高値で売れることがわかっていて、
価値のない手持ちの紙幣と交換することは罪に問われないのでしょうか。
たとえばコインショップにある、
希少価値のある紙幣と自分の持っているなんでもない紙幣を
店主の目を盗んで交換したなら、それは明らかに犯罪になるでしょう。

日銀の場合は、紙幣が世に出る前で、誰の所有にもなっていないという理由で、
すり替えることは、犯罪には当たらないとしていますが、
それは日銀に公の観念がなく、紙幣を私物化していることのように思われます。
紙幣は流布する前であっても、日銀職員の所有物ではなく、
大げさに言えば「公」のものなのです。

社員連中は軽い気持ちでやったのかもしれませんが、
金を扱っていて、金に目がくらみ、
自身の仕事の社会的責任を完全に無視ししてかかりました。
こやつらの所業は、経済の根幹にかかわる大原則を著しく侮蔑した行為であり、厳罰に処してほしいと思います。
休職などの軽い制裁で、あけてからへらへらと笑いながら出社し、
しばらくすればほとぼりも冷めるのでしょうが、
こういうやつらには刑事罰などよりも、資本主義社会に復帰できないほどの痛手を負わせるか、あるいは、見せしめで、市中引き回しなんていうのもいいかもしれません。

釈明会見では、日銀スポークスマン以下おやじ4人ほどが、
薄い頭頂部を前方に向け、無様に腰を折っていましたが、
そんなお決まりのパフォーマンスは、嘲笑の対象であり、
こちらは、謝意を少しも感じることもできず、
またやってるよとばかり、ほんの少しのおかしみを覚えるくらいのものです。
どうして実際犯行に及んだ男1名、女4名がその厚顔を公にさらして
すみませんでした、私たちが間違っていましたとあたまを下げないんだ・・・?
そうすれば国民の大多数は、その謝を受け入れ納得することもできるでしょう。
何より、ちゃちな芸能人離婚会見などをはるかに超える、
かなりのエンターテイメントなりうると思いますが。
posted by renn at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事、ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月24日

村田家

今日はふぐといわし料理の店、「村田家で」ランチです。
外にメニューの一端を示した黒板が遠慮がちに置かれているものの、
表は格子を施した曇りガラスの引き戸があり、中を窺うことはできません。
店の名前の横には、割烹、仕出などの文字もあり、
気楽にランチというには、少し敷居が高いのかも?
そんな懸念を抱かせる店構えです。
意を決し暖簾をくぐると、内部はそんなに広いものではありませんでした。
カウンターに4席、座敷に4人がけ程度のテーブルが4つほどだったでしょうか。

ここはランチのための特別なメニューというものがありません。
昼でも、夜でも同じものをオーダーすることになります。
私は、カウンターに陣取りましたが、
すぐ隣で、飯を盛ったり、小鉢の用意をしたりしているので、ちょっと閉口しました。
今日のランチ選択は失敗だったか?ふと思いました。
しかし料理が出てきて箸をつけると、
そんな疑念は吹っ飛びました。
いわし刺身定食870円です。

murataya

ご飯は五穀飯です。小鉢で、玉子焼き、煮物、サラダがつきます。
先付けのような意味合いで、梅酒かもずく酢のどちらかを選びます。
たずねられた瞬間3秒ほど迷いましたが、ほんのりとしてしまうと、
長い午後の仕事に差し支えるので、忍んでもずくにしました。

ここは何よりも、主役であるいわしの刺身のうまさにつきます。
周りの脇役もそれなりの実力があるのでしょうが、
高級魚の範疇には決して入らない「いわし」というものが、
これほどの貫禄を持って、この膳を支配しているのは驚きでした。

今日はランチとして、定食という形で味わいましたが、
いわし刺身それ単体が、ひとつ抜けたインパクトをもっており、
次回は刺身なり、その他の調理法なり、いわしだけをとことん味わいたいと思いました。

2004年11月23日

かつ半

昨日はとんかつの「かつ半」で昼食をとりました。
ランチメニューとして4種類ありますが、
一口ひれかつ定食をたのみました。

katuhann

ここは、ご飯とキャベツのお代わりが無料でできます。
となると、当然食べ始めの時から、お代わりをもらうべき配分にて、
おかず、めし、キャベツを食していきます。
するとどうしても、かつの量に物足りなさを感じてしまいます。
”一口ひれかつ”ですから、一切れはそれほど大きくありません。
それが8ピースほどのっております。
ご飯2杯を食らうには頼りないボリュームです。
かつ自体の味もいたって標準的なものでした。
他店との差別として強いてあげるとしたら、
自家製ソースが非常においしいというところでしょうか。
このランチが800円でした。

横浜の老舗とんかつ屋は総じて、高めの値段設定をしています。
それだけの手間隙や、素材へのこだわりもあるし、確かにおいしいのですが、
ランチに1200円を出すのは、ちょっと躊躇してしまいます。
その点ここは、値段的には良心的といえるでしょう。
ただ800円で享受する、昼時の食体験としてみるならば、
他種に大きく水をあけられているといえましょう。

2004年11月21日

山茶花

仕事の関係もあり、
最近庭や、公園の木々に関心を持っております。
今までまったく興味を示さなかった分野で、
木といえば、桜ぐらいしか判別できませんでした。
街路樹や、公園の木などは、特に関心を払わなければ、
それがなんという名前で、どんな種なのか特に頓着しないものですが、
興味をもって見ると、植栽の傾向が見えてきて、
それはそれで面白いものです。

注意してみると、木々の様子にも一種の人間くさいところがあり、
擬人化してみるのも面白いものです。
街路樹の代表であるケヤキは、幹が力強く天に伸び、
いかにも男性的です。何の迷いもないかのようです。
ヤマモモなどは葉も、幹もわずかながらくねくねしていて、
逡巡している女性を思わせます。

落葉広葉樹が紅葉の後、今その葉を散らしていますが、
寒さに向かう季節の中、
今が盛りのように花を咲かせている木があります。

sazannka

サザンカです。
数ある樹木の中で、「かわいい」木をあげるとしたら、
一番に選ばれるのではないでしょうか。
椿よりも小さくそして平たく連なった濃緑の葉。
この時期に立派な花を咲かせるのは、健気な印象を与えてくれます。

サザンカサザンカ咲いた道、焚き火だ焚き火だ落ち葉炊き。
童謡の世界が、木々を知ることによって、初めて近しいものに感じられました。
posted by renn at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 湘南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月20日

イタリーノ

11月19日
今日もまた雨。
昼時に外に出ると、だんだんと雨脚も強くなってきました。
雨をかいくぐるように、目的の店まで一目散にたどり着きました。
福富町「イタリーノ」です。
この界隈に洋食屋は数あれど、
量と値段を考えて、一番お得感を味わえるのが、ここです。

今日のランチ、500円をたのみました。
テーブル席に座ったならば、新聞などの読み物もなく
テレビもないので、オーダーから、料理の登場まで、
無聊を紛らわす術がないのですが、(連れと話すのは周りの雰囲気からしてどうも躊躇してしまいます。昼時にはいつでも満席となるので、テーブル席も当然相席となります。空間的に狭く、また独特の静寂に包まれているので、バカ話をする雰囲気ではないのです。)
今日は一人での訪問でしたので、カウンターに陣取りました。
厨房での調理の様子がよくわかりました。大変興味深くみさせて頂きました。

決して広くない調理場では、オヤジ、お袋、息子(ホンジャマカ・石塚に激似!)三人がたち働いています。
ほとんどの客たちが今日のランチをオーダーすることがわかっているものの、
開店前から調理をすることなく、すべてオーダーが入ってから、作り始めるようです。
オヤジは奥のコンロにて、揚げ物に傾注しており、
お袋は、極細キャベツ千切りを洗いカウンターに並べてあった、リス印のマーガリンのトタン缶に移していきます。
ホンジャマカはパスタなどの付け合せの準備をしています。
オヤジの揚げ物が一段落し、ホンジャマカがおかず用の皿を並べ始めました。
一気に10皿。狭い余スペースすべてが皿で埋まります。
そこにお袋がキャベツ極細千切りをうず高く盛っていきます。
縦長のポリビニール製の円筒容器がいくつもならんでいましたが
それをお袋が激しくシェイクしています。
それは当店独特の少し酸味のあるドレッシングがはいっていました。(昔のフレンチドレッシングのようなもの)それをかなり多めにキャベツに落としていきます。
付け合せはマーガリンとソースを絡めたような独特の風味の極太スパ。
そして、マヨネーズ仕立ての、玉子サンドの内容物のようなもの。
そしておかずが、チキンカツ2枚とエビフライが3ケです。
ホンジャマカが順々に盛り付けていきます。
別皿で、ライスが出ます。キャベツの仕事を終えたお袋が盛り付けていきます。
何も言わなくても、かなりの大盛りです。
(大盛りとオーダーできますが、信じられないくらいに盛り上がられたライスの高さを一度目撃していますので、身の丈にあわない無謀な行為はあえてしないようにしています。)
この間3人の間には一切の会話無し。
無駄な動き一切なし。

italano

これが500円で食べられるのです。
なにより作り立てというのがいいところです。
カツやフライには下味が施してあるようで、そのままでも十分おいしいものです。
カツの鶏肉のクオリティーに少しあやういものを感じましたが、
この値段であれば十分納得いくものです。
えびフライは小さいものですが、余計な衣の装飾で紛らわせないところ、感心します。
私自身は大食いの部類に入ると思っていましたが、
ここのランチは許容範囲ぎりぎりのところにあります。
しかし他の客がこともなげに平らげ、ましてや大盛りを難なく収める剛の者が多数いるので、いつも感心してしまいます。

またここはいたずらに量が多いというだけではありません。
飯の量は多いのですが、おかずもそれに比例しており、バランスが非常によいと思います。

店の雰囲気や従業員の愛想とか、少し躊躇してしまう要素もあるのですが、
作りたての熱々を、安い値段で、おなか一杯に食べさせる。
それも食べやすい絶妙のバランスで。

客に対する店の無言の「おもい」が出ているように感じました。
※関連サイトはトラックバックさせていただいた。
野毛DIARYさまです。http://noge.dyndns.org/
イタリーノ実食記録その2
イタリーノ実食記録その3
イタリーノ実食記録その4
イタリーノ最終章

野毛おでん

昨日投稿の記事の続きです。

この野毛界隈というのは、
わが国で初めて鉄道が敷設された時、
横浜駅が設けられたあたりだとのことです。
そのせいか創業・・・年などという由緒ある飲食店が
数多く存在します。
高級な店も存在しますが、安く、おいしいものを、腹いっぱい食べることができる、そんな店が多いようです。

昨日は、「野毛おでん」を訪れました。
野毛という名を冠しているものの、
所在地としては、伊勢佐木町といったほうがいいかもしれません。
裏路地にあるため、大体場所の見当をつけて向かったものの、
たどり着けず、迷ってしまいました。
ちょうどそこに、吉田町のおまわりさんが自転車で通りかかったので、
「この辺に、有名なおでんやさんがあると聞いたのですが・・・」
とたずねたところ、即答してくれました。
やはり有名店のようです。
昼限定の「おでん定食・650円」をたのみました。

nogeodenn

ものが’おでん’ですので、素材にこだわったとか、ネタが新鮮、
あるいは、感動的なあじ、などというわかりやすい美味の形容詞を用いる感じではないのですが、
各ネタはかなり長く煮込まれているようで、醤油色が色濃くうつされております。
しかし味は見た目ほどからいというわけではありません。
ダシはかなり効いております。
練りものフリークの私としては、
ちくわぶがあったのもうれしかったのですが、
ふと斜め前方の卓を見ると、同じ定食の皿が並ぶ盆を囲む中年女性の二人連れがおりました。
彼女らは話に夢中になっているようで、箸も進んでいないようでしたが、
ふと、その皿に残るおでん群の中に、たまごのバクダンらしきものを見てしまいました。
「俺のところにははいっていないようだ・・・・・」
ゆっくりと、そして呆然と、しばし打ちのめされてしまいました。
練り物フリークではありますが、それよりも味玉命の人間でもあるのです。

そういえば店の接客担当のおばちゃんがやけに愛想良かったな・・・
看板のネタが切れたことへのせめてものお詫びの気持ちなのかもしれないな・・・
いろいろな邪念は駆け巡ります。
ネタを何点か気まぐれで選んで、盛っているのかもしれませんが、
玉子を食えない痛手は大きなものです。
近々もう一度、今度は早い時間に訪れ、
玉子はデフォなのか、否か確認する必要があると感じました。

ところで、冗談めかして、店の接客の事を持ち出してしまいましたが、
ここのお店の皆さんはほんと、雰囲気がいいです。
皆楽しげに仕事をしており、その威勢のよさや、心遣いなどが、
食する空間の演出として、味わいを何倍にもしてくれます。
野毛界隈の飲食店のほとんどが、接客という観点とは別の次元で
営業されているので、ここは老舗ではあるのですが、
新鮮なものも感じることもできました。

2004年11月18日

野毛山公園

これからしばらく
横浜、野毛界隈のオフィスに通うことになりました。
私、元来放浪癖があり、
一っ所にじっとしているのが苦手な性質なので、
昼時になると、そわそわと尻の辺りが落ち着かなくなり、
12時の時報とともに、放たれたように、表へ飛び出ることになります。

昨日は天気も良かったので、高台へと向かい、
野毛山公園へ向かいました。

動物園奥の公園で、ここに生息している、
やけにおっとりした猫たちに囲まれ、
冬の始まりの貴重な陽光を浴びながら、
おにぎりなどをほおばってきました。

nogeyamapark

ここには見晴台があり、眼下に桜木町界隈を見下ろすことができます。
周りには昼時の息抜きのため散策する、多くのサラリーマンがおりました。

当分の間、この界隈で昼飯を摂ることになりそうです。
せっかくの機会ですから、
有名どころになるべく多く訪れ、
記録に残していきたいと思います。
posted by renn at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月13日

冬が始まる日

春の訪れを告げる気象現象に、
春一番があるのは
皆よく知るところでしょうが、
冬のそれには、「木枯らし一号」というのがあるようです。
今日関東地方にそいつが襲来しました。
つい先日、暖房器具が必要なくらい、気温が下がったことがありましたが、
それは一時的な荒天がもたらしたもので、
冬の訪れを実感させるものではありませんでした。
冬はやはり、弱いながらも陽光にあふれ、空気は澄み、乾燥し、
凛とした確固たる厳しさを伴った、肌を刺すような北よりの風。
そんなものが不可欠なのです。


「冬はつとめて」
枕草子で描写された、四季の中で、
私自身一番納得できるのが、
この季節です。
早朝の厳しさは、この季節をもっともあらわしていることに異論はありません。
(その他の季節は私なりに、平安時代の才女とは違った感じ方があります。)

去り行く秋の痕跡を探そうと
軽くサイクリングへいってきました。


susuki


川原に繁茂したススキがありました。
posted by renn at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 湘南 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする